(3P/ドS双子兄/バイブ/緊縛/恥辱)「MERRY MERRY」

「MERRY MERRY」(陽一・綾十×相沢)

「うん、今バイト終わったから、また近くに着いたら電話する、うんじゃぁね」
 相沢はケータイをポケットにしまうと、ダウンジャケットのジッパーを首元まで上げ、駆け足でバイト先のコンビニの裏口を出て行った。クリスマスイブにバイトを入れたことを散々咎められたが、何とか彼女の機嫌は持ちこたえたようだった。
「ふぅー」
相沢はペットボトルのミルクティーをひとくち飲み軽く溜息を吐いた。
彼女に不満などひとつもない。性格も悪くないし、顔も可愛いと思うし、肉付きのいい胸も尻も色白の肌もこの上なく揃っている。だが、友達の清太(せいた)で味わう興奮と快楽とを比べると全てが劣って見えた。
「……」
握っている彼女へのクリスマスプレゼントも急に空しくなってきた。
「おい」
「っっわっ!?」
 相沢が彼女にケータイでメールを打ちながら歩いていると背後から男の声に引き留められた。わずかにバイクのエンジン音も聞こえている。
「あっ!」
 振り向くとそこにはビッグスクーターに跨っている清太の兄陽一(よういち)がいた。相沢は余程驚いたのか目を丸くしながらよろけるように後ずさりした。
「そんなに驚くわけ? 俺のこと知ってるよな」
「せっ清太のアニキ」
 相沢は陽一のことを口にするとあの写真のことを思い出した。その写真とは清太の自慰玩具であるペニスを模ったハリガタやローションと一緒に保管されており、清太が兄の陽一に酷く犯されている場面が如実に写し出されていたものだった。
「オマエと会ったっけ?」
「清太と一緒にいる時に、実際しゃべるのは、はじめて……」
こうして目の前で陽一を見ると、実物はずっと美しく威圧的だった。整った目鼻立ちはもちろん、鋭い視線と自分よりもはるかに大きい身長と体格、苛立たしさえ伝わってくる雰囲気に緊張が走った。さらに写真で何度も目に焼き付けた陽一の暴発したペニスは息を飲むほどばかでかく攻撃的で、セックスのテクニックもそれにふさわしいものに違いない。……何をとっても勝ち目のない相手に相沢はただただ萎縮するしかなく自分の姿すら恥ずかしくなった。
「そ」
陽一は自分から顔を背ける相沢を鼻で笑い口角を上げた。
「これから俺んとこで飲むんだけど、オマエも来いよ」
「っえっ!?」
 相沢はまた目を丸くし、紙袋を握っている手がさらに汗でじっとりと湿り、軽い中身が妙に重く感じた。
「清太もいるし」
「え、清太もいるの?」
相沢は清太の名前を聞くとはっと顔を上げるがすぐに困惑する表情を見せた。
「何オンナ? 遅くなりそうだったらこっちに呼べば済むだろ」
陽一は相手に不釣り合いなショッピングバッグを目にするとこう言った。
「はっ? っでも」
 清太の所に行けばすぐに抜けられないことは分かったが、彼女を清太の兄に会わせる気もなかった。クリスマスイブにバイトを入れて、さらに友達を優先する自分を見ればさすがに彼女も怒るだろう。だが目の前の男を振り切る余裕も正直ない。
 相沢があたふたしていると、陽一は堪らなくなって相手の懐にヘルメットを投げた。
「乗れ」

「すっげーっっ!!」
 相沢は陽一の部屋に着くなり声を上げ中まで掛けて行った。
 部屋には大きなクリスマスツリーが飾られており、星やベル、天使などのオーナメントが所々にあり、てっぺんの大きな星は赤や緑黄色のライトの光を静かに反射していた。部屋の隅やソファの側にはサンタやトナカイ、スノーマンのライトがきらきらと輝いており、さらにカーテンレールにも星型のイルミネーションが垂れさがるように装飾され青い光を放っていた。
「きれっっー!! 清太がやったの?」
 ついさっきまで神妙な顔をしていた相沢は口を大きく開き目を輝かせながら陽一に振り向いた。
「さぁ」
陽一はそんな子供を鼻で笑うとマフラーとコートを脱ぎ捨て、ネクタイを緩めながらソファに腰を下ろした。
「すげー! 超うまそう!! これも清太が作ったの?」
テーブルにはローストチキン、ピザ、サラダにチップスなどが所せましに並べてありどれも芳しい湯気と香りを漂わせている。隅にはスパークリングワインが何本かとグラスが用意されていた。
「座れば」
陽一は答えずに突っ立ってテーブルを覗き込む相沢に言うと、すぐにソファが勢いよく軋み、テーブルの中央に置かれてる赤いロウソクの炎も揺らめいた。
「ハラ減ったぁ、清太はいつ来るの?」
「もう来る」
「そっかぁー」
 相沢は紫色のダウンジャケットを脱ぐとソファの端に置きピンク色で白いリボンのついたショッピングバッグを大事そうに足元に置いた。
「……」
相沢は隣にいる陽一が興味なさそうにタバコを吸っているのを横目で見ると、ジーンズのポケットからケータイを取り出した。
「オンナ?」
陽一は相沢の様子に気づくと吸いかけのタバコを灰皿に押しつけた。
「あ、早いうちに連絡しようと思って」
「早いんじゃね」
薄暗い照明のなか陽一は目つきを変えたように相手を睨みつけた。
「えっ!?」
相沢は陽一の表情に呆気に取られると、陽一はタバコを潰した手で相沢のケータイを取り上げパタリと閉じ、からかうようにスーツのポケットにしまった。
「っケータイ! 返せよっ」
「ふーん」
「っ!」
相沢は陽一の冷めきった目とタバコの匂いが鼻につくと今度は首筋を掴まれた。
「なっ、なにっ」
相沢はねじるように掴まれる首から痛みを感じ、困惑しながら見上げると、陽一は小馬鹿にするようにニタニタと笑っていた。
「俺オマエのこと嫌いじゃないわ、むしろ好み……ただ」
いかにも健康健全そうな体に、素直で欲望に単純な中身。そのくせ女とそつなくこなす。幼さと大人びた雰囲気が同時に表れる顔つきも、淫欲に染まる姿を想像すると笑いが込み上げてくる。ただ、こんな男に自分の飼いならした弟が犯されたと思うと屈辱的で仕方がなかった。
「ただ許せない、何のことかわかるよな」
 陽一はさらに強く首を掴み上げ、相沢の体を引き寄せた。
「っっ」
相沢は顔を真っ青にさせ怯える表情を陽一から背けた。息苦しさで込み上げてくる痛みと同時に、清太を犯したあの日の記憶が鮮明に蘇ってくる。
「なぁ俺と清太の写真見てオマエどうしたワケ?」
陽一はニタニタ笑いながら相手の首筋に置いていた手を耳まで伸ばす。
「っっ!?」
相沢は自分があの写真を見たことを言われると、絶句した。
「言えよ」
「いっ言えないっ」
 陽一はぴたりと笑うのを止めた。
テーブルの蝋燭はじりじりと音を立て、後ろのイルミネーションは無音で青から電灯色へと色を変える。相沢はジャケットを掴んでいる手を震わせ、今さらここに来たことを後悔し、襲ってくる恐怖心に体が震えた。写真に写っていた悪魔のような笑みを浮かべ酷く清太を犯す姿と目の前の陽一の姿がくっきりと重なった。これ以上ここにいると自分も……。
「俺っ帰るっっ!」
相沢は陽一の腕を振り払い、ジャケットと彼女のプレゼントを掴み取ると振り切るように立ち上がった。
「っっ!」
当然の如く陽一は相沢の腕を引き戻し、相沢はソファに尻もちをついた。
「は? てめぇ清太犯しときながらタダで帰れると思ってんの?」
「いっっ」
陽一は相沢からダウンジャケットとショッピングバッグを奪い取るとどこかに投げ捨てた。
「ふっ、清太はもっとショックだっただろうな、信用していた友達に犯されたんだもんな」
「やっ、やめろっ!」
 陽一は不気味な笑みを浮かべながら、怯える相沢を押し倒しベルトに手を掛けた。
「クリスマスだし……楽しませてくれたら許してやるよ」
陽一は相沢の暴れる両手を頭上で掴み、相沢のズボンを膝まで下ろした。情けなく現れた赤いチェック柄のボクサーブリーフも引き剥がすと、だらしなく萎えきったペニスがぽろりとはみ出た。
「むっ、無理っやめろって」
相沢は腕と足を暴れさせるが全て空しく押さえつけられた。そのうち陽一の手がペニスに伸びてくる。勃起とかけ離れた柔らかく萎んだペニスはからかうように弾かれ、毛を巻き込み袋を揉みしだかれる。
「まじっ、やめろっ、ふざけんなっ、っ」
揉み荒らされるなかにも的確に快感を突いてくる。そのたびに腰が小刻みに跳ね上がるが、それを認めたくないように相沢は出ベソに腹筋の割れた腹をよじらせた。
「……」
「んっっ、やっ」
顔を背けようとする相沢に、陽一は首を掴み、うるさい口を塞ぐように舌を入れた。触るペニスも徐々に湿ってき、萎んでいた袋もずっしりと質量を増してくる。
「やっ、んはっ」
 相沢は口内をまさぐられる陽一の舌に体の力が抜け落ち、抵抗する手も弱くなる。さらにいじられているペニスも、自分の意志も空しく竿を腹に沿わせぐちゃぐちゃと先走りが溢れてきた音も聞こえてきた。
「んんっ、っあっ、っ」
「なぁ俺の顔見たとき、俺のハダカでも思い出しただろ」
陽一は唇を首筋にずらすと、手を押えていた右手を相手の小さな乳首を摘まんだ。
「ちがうっっ」
そう叫びつつも、初めて触られる乳首からは鋭い快感が襲い、誤魔化しようがないほど腰がビクリと跳ね上がった。
「ふっ、オンナいるのにみっともねぇな」
陽一が乳首を舌でべろりと舐めまわし歯で甘噛みすると、握っている相沢のペニスはみるみる膨張し、鈴口からはじわりと先走りが溢れてくる。
「っくっ、くぁっ」
相沢は溢れそうになる声を必死で抑えるが、陽一はお構いなしにペニスをさらに激しく擦り立てる。玉に指を這わせ、亀頭をこね回し竿を乱雑に掻き立てた。
「くくく」
「んんっっ!!」
陽一は指にぎっとりと付着した先走りを、相沢の口に突っ込んだ。
「早いな」
「はぁっ、ちがうっ、ちがうっっはぁっっ」
 ぬらぬらに濡れた相沢のペニスは最高潮に膨れ上がり、少しの刺激で弾けそうだった。相沢は認めたくないように涙が溢れそうな眼をぎゅっと閉じ、容赦なく込み上げてくる快楽を荒い呼吸で紛らわせた。だが、そんな抵抗もむなしく、陽一はニタニタ笑いながら乳首を弾き亀頭をさらに責め立てた。
「っあっっ!!」
根元をごりっと押すまでもなく、相沢のペニスはびくりと跳ね上がりテーブルに向けて勢いよく射精した。
「好きでもない男に勃起すんだもんな、オマエ十分変態だよ」
 陽一は手を拭いながら、ぐったりと横になる相沢に言い放った。
「はぁはぁはぁっっ」
相沢は息を荒げながら、射精と緊張でぐったりと疲れきった体を起き上がらせた。だがうつろな目で陽一を見ると相沢は声を失った。
「あーっっ!! 俺の作ったピザにホワイトソースかかっちゃったよっっ!!」
 透き通る声に人を小馬鹿にするような言い回し。陽一の隣にはいつか自分の目の前で清太をさらって行った清太のもう一人の兄の姿があった。
「あははははーっっ」
薄暗い照明に、綾十(あやと)は美しい顔にいやらしい笑みを浮かべ、目を輝かせながらあられもない姿の相沢を覗き込んだ。
「ちっ、オマエどこに居たんだよ」
「フフ、だって一回目から俺がいたんじゃこのバカ逃げるかなって思ってさー」
「あっそ」
 陽一はつまらなさそうに答えると、唖然としている相沢の隣にどかりと腰を下ろし、綾十も真似するように相沢の隣に座り嬉しそうに陽一と目を合わせた。相沢は素っ裸で半勃ちのペニスを手で隠すそうとするが、すぐに綾十に腕を掴まれた。
「へぇー、見れば見るほど体格もチンコもぜーんぶ清太より華奢じゃないかー、こんな犬に清太がヤられたって思うと、やっぱ許せないよねー」
「……っ」
 陽一は相沢の髪を掴み、その憎たらしい顔を綾十に突き出した。
「あっれー? 急に大人しくなっちゃったよ! つまんないよー! もっと喰い付いてきてくんなきゃ!」
綾十は高々と言うと黄色い縄と真っ赤なバイブを見せつけた。
「っっ!? ふざけんなよっ!」
相沢はそれらを目にすると、顔色を変え全裸にも構わず立ち上がって綾十に跳び付いた。
「くっっ」
「あははははっっー!」
だが綾十は相沢の下腹部を蹴り上げ、さらに陽一は倒れた相沢の腕を縛りあげる。
「壊してやるよー! 何もかも! 二度と戻れないようにしてあげるからー!!」

「……っっ」
 口はガムテープで塞がれ、せり上がってくる快感に鼻息を激しくさせるが、自分の体から聞こえてくるのはアナルに突っ込まれたバイブの振動音だけだった。逃げようにももがこうにも、脚を大きく広げた状態で縛られ、崩れないように足首、太腿、手首も繋がれていた。
「っ、っ……っっ」
悔しいのは、ローションを塗りたくられ無理やり挿入されたバイブが、最初は異物でしかなかったが、徐々にその動きに慣らされ回転するたびに急所を突かれたように腰が動き、萎えていたペニスも勃起した。味わったことのない快感に戸惑い、腰が動くたびに見えなくとも先走りが溢れるのが分かる。息を吐くことも声を出すこともできず、押し戻される快感は体に溜まり、開かされている太腿から足首にかけてびっしりと汗が噴き出た。抵抗する気持ちも、変わることなく同じ動きと振動を繰り返すバイブに翻弄され朦朧とした。
「あぁ、なんか眠くなりそうだよー」
 ソファーでは陽一が生ハムを巻いたグリッシーニをぼりぼりかじり、膝の上にのせている綾十の顔を見た。
「あー俺もそれ食べたいー」
綾十は陽一と目を合わせると嬉しそうに口を開けた。陽一は咥えていたグリッシーニを口から離すと、そのまま綾十の口に咥えさせた。
「……そろそろいいんじゃね?」
 陽一は食べかすのついた綾十の唇を指で拭うと後ろを振り向いた。
「エロい音が聞こえるねー」
綾十は陽一の持っているスパークリングワインの入ったグラスを取って飲み干すとむっくりと起き上がった。ソファーの裏を覗き込むと不釣り合いな黄色い縄で縛られ、真っ赤な玩具に犯されている相沢が転がっている。




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