(R18/ドS兄×ドM弟/SM/恥辱/兄弟)「渇いた愛獣たち2」第4話

「渇いた愛獣たち」(2)-4きっかけ

 清太が声をあげると、相沢が掴んでいたものが一斉に舞い上がった。ベッドの上に大量の写真がばら撒かれ、そこに写っているのはどれもこれも男同士のセックス場面だった。
 尻で男のペニスを咥え込んでいるのは紛れもなく清太であり、悪魔のような笑みを浮かべながら清太を犯しているのは兄の陽一だった。
「なっなんだよこれ……っ」
 相沢は声を震えさせながら、清太のあられもない姿の写真を次々と拾い上げた。
「……っ」
 清太はその場を動くことができず、ただ下を向いてギリギリと歯を食いしばった。
「これお前と兄貴だよなっ……お前ら、っお前ら何なんだよっ」
 写真の中の清太は陽一のペニスをしゃぶりながら恍惚とした表情をしている。色気どころか男を惑わすようなその表情は、目の前の友達からは想像できない姿だった。
 相沢は写真から目が離せないらしく、そのうち顔を紅潮させながら息を荒げ始めた。それと同時に、うつむきながら膝を抱えて座っている清太からすすり泣く声が聞こえてくる。
「……うぐっ、ぐっ、っっ」
 泣き声と嗚咽はひどくなり清太は体をガクガク動かしながら溢れ出る涙を両手で覆った。
「あのオモチャも自分で使ってるのかよ」
 清太は答えずにただ嗚咽を繰り返すばかりである。無言が答えになったように、相沢は清太の肩を掴み顔を覗き込んだ。清太はかたくなに顔を上げようとはしない。
「男が好きなんだな、清太」
「っ!」
 清太が違うと口を開いた瞬間、相沢は清太の顎を掴み上げ、その口に喰らいついた。
「んぐっ! っぐっ……」
 相沢は舌を清太の舌とめちゃくちゃに絡ませ口内をまさぐった。相沢の手は顎ばかりか首まで掴み清太の体が動くことを許さなかった。
「はぁっはぁっ! あっ相沢っ」
 清太は相沢の舌に解放されると同時に相沢の体がのしかかり、しっかりと両腕も掴まれ押し倒された。清太は抵抗すべく腕を動かそうとすると、ふいに相沢の股間が目に入った。
 制服のチェック柄の一点が張りつめており、はっきりと勃起している様子がわかった。さすがにぎょっとして相手を見上げると、そこにはさっきまでの相沢の目はなかった。どす黒く光っており、自分をただ一点に見つめ瞬きさえないように見えた。
「相沢っやめてよっ!」
 清太は友人の豹変と襲われる恐怖を覚え、足をバタつかせるが相沢の足がそれを許さずに絡みついてくる。
「お前ってさぁー、最近変わったよな」
 相沢は清太の言葉が聞こえていないらしく、清太の体に馬乗りになり、片手で腕を押えながら、清太のズボンのベルトをはずし始めた。
「つき合い悪いし、最初は彼女でもできたのかと思ったけど」
「相沢っ!」
「でも、お前が女にガッついてんのも想像できないし」
「やめろよっ!」
「そしたら、兄貴とヤリまくってたんだなっ」
「くっ」
 相沢はそう言いながらも、乱雑に清太の制服を引き剥がしついに下着一枚にした。
「ヤらせてよ」
 狂気に顔を引きつらせているものの、どこか悪戯っぽく笑みを浮かべながら、相沢は清太の下着に手をかけた。
「むっ無理だよっ!」
 清太は体をよじらせ真っ赤に充血する目で訴えた。
「無理じゃないよ、だって兄貴とヤるより、友達とヤる方が全然普通じゃんっ」
「えっ」
 この時初めて清太の頭に兄陽一の姿がよぎった。もし……、もしこのまま相沢に犯されてしまい、この事が陽一に知られたら……どんな仕打ちを受けるのだろう。
 そう思うと急に、清太の左胸の傷痕が疼いてきた。以前、陽一に蝋燭を押し付けられて出来た傷である。
 清太はその傷跡を指で擦りながら、いつしか陽一に乱雑に犯され泣きじゃくる自分の姿を想像した。
「っいっっ!!」
 急に大人しくなった相手を、承諾の意だと感じ相沢は清太の下半身をまさぐった。
「あっあいざわっ!」
 相沢の指に清太の甘い妄想は掻き消された。相沢と関係を持つことは、紛れもなく陽一を裏切ることである。一瞬でも気を抜いた自分が馬鹿だった。
 相沢の呼吸も視線も熱い蒸気を上げており、制服のズボンの中では窮屈そうにペニスをおっ勃てている。おまけに自分は丸裸でまるでこれ見よがしに相手に尻を向けていた。尻を掴む相沢の手は徐々に強くなる。清太は思わず相沢から視線を外し、唇を噛むと、どこか諦めを感じるように乱れた前髪が顔に垂れた。



つづきは電子書籍「渇いた愛獣たち」(2)~乱倫に狂うう兄弟~か、同人誌「ディディ☆ガガ」
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