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(R18/兄弟/精液/甘)「弟の蜜」

「弟の蜜」

 陽一(よういち)は最後に大きく煙を吐き捨て、短くなったタバコを携帯灰皿に突っ込んだ。タバコの香りと冬の寒さが鼻にツンとしみながらも玄関の扉に手を掛けた。
 珍しく母親からメールがあり、父親が早く帰って来たからみんなで鍋をしようということになった。実家に帰るのも正月ぶりである。
「陽一おそーい、もう食べちゃってるよー」
 台所に顔を出すなり綾十(あやと)のいたずらっぽい声が聞こえてきた。父親をはじめ既に陽一以外は揃っており、ぐつぐつと音を立てる土鍋を囲んでいた。ふと自分の席を見るといつ注がれたか分からないようなビールが用意されていた。父親と母親にお疲れと声を掛けられ、横でニタニタと笑う綾十と目を合わせながらもジャケットを脱ぐと、ぬるくなったビールに口をつけた。
「……」
 目の前には父親の話に真面目にうなずく弟の清太(せいた)がいた。
 綾十とはともかく、清太と会うのは兄弟三人で乱れたセックスをしたあの夜以来だった。自分が引き取ると言ったもののあれから一週間近く放置している。
 清太は白いTシャツにグレーのカーディガンを羽織っており、地味な格好同様大人しく、横の綾十や自分と違い行儀よく席についている。
 整った顔立ちはともかく、傍から見れば真面目で大人しいイメージしかない……だが、その弟がはしたなく自分のペニスにすがりつき、それを一心不乱に体に飲み込もうとする、さらに被虐精神を求める姿を思い出すとぞっとした。
「……」
 隣にいる綾十も同じことを考えているのか清太の顔をにやにやと眺めている。
 清太は意識しているのか決して兄たちを見ようとせず、箸を置くとほとんど具のなくなった鍋のアクをひたすらすくい始めた。
「……」
「っ」
 陽一がからかうように脚を絡ませると、清太は肩をビクつかせ誤魔化すように持っていたオタマを鍋の中でぐるぐると掻き回した。さらにじっと眼を合わせると顔を真っ赤にしながら眉を顰め、赤い唇をぎゅっと噛んだ。

「さーて俺帰るわー、ごちそうさまー」
 父親たちが居間にずれると、綾十は伸びをしながら言った。
「ねぇ陽一」
 綾十は立ち上がろうとする陽一に近づくと、流しで洗いものをする清太をいやらしく横目に入れた。
「今度俺も呼んでね」
 綾十は鼻で笑うと陽一の目を見る前にさっさと行ってしまった。恋人と電話でもしているのか、玄関先で甲高い笑い声が聞こえる。
 陽一は呆れたように息を吐くと、ジャケットを拾い上げ、自分もそっと弟の背中を目に入れた。
「ごちそーさま、俺も帰るわ」
 陽一は母親に手だけ振られるとそのまま玄関に向かった。
「……」
 後ろで陽一の気配が消えると、清太は洗い物をしている手をぴたりと止めた。さっき触れられた脚が異様に熱を持ち始めている。
「っ」
 あの夜を思い出すと身震いするほどの欲望が湧き上がり、確実に下半身に熱が集中するのが分かった。湯沸かし器から溢れる湯の温かさが別の温もりに感じ、甘い唾液が口内にじわりとにじみ出た。
「陽一兄ちゃんっ」
 玄関先で陽一が振り向くと、そこには顔を真っ赤にし唇を噛みしめる清太の姿があった。無邪気な瞳は色を変え熱を含み陽一をじっと見据えていた。

 陽一のアパートに着くと、清太は陽一に言われた通りに、ベッドに腰を下ろす兄のもとに膝をつきジーンズを下ろした。チェック柄のボクサーブリーフが顔を出すと既に股間部分は膨れ上がり首をもたげる亀頭と竿の部分がくっきりと浮かび上がっていた。
「オヤジたちの前でもこうだったわけ?」
 陽一が鼻で笑いながら言い放つと清太は唇を噛みながらこくりと頷いた。清太は大きく息を吐き、兄の低い声を体中で感じながら震える手で下着をずり下ろした。
「……っ」
 羞恥心に声を詰まらせながらも、飛び出したペニスは最高潮まで反り上がりむせ返る雄の匂いが広がった。
「みっともねぇな」
 陽一は清太の耳に唇が触れるように優しく言った。
「にいちゃんっ」
 清太はすがるようにその甘ったるい瞳を潤ませぷっくりとした唇から真っ赤な舌を覗かせる。
「っ陽一にいちゃん」
 覗かせる舌からも同じ色をした鈴口からも今にもつるりと蜜が溢れそうだった。弟のすがる表情は限りなく甘く快楽の期待で熱を含んでおり、その眼は兄がすべてとゆるぎない強さがあった。
「にいちゃんとしたい。お願いします」
 清太は今にも血潮を吹き出しそうな程顔を真っ赤にしており、陽一はその表情を目にすると胸に熱いものがこみ上げてき苛立ちさえ覚えた。弟の欲望をそのままへし折りたくなる。
「お願いすればもらえると思ってるわけ?」
「っ!」
 清太ははっとすると一気に表情を歪ませた。
「俺の都合は?」
「兄ちゃん」
 清太は不安げな眼差しを兄に向けた。だらしなくずり下ろした下着からはまだ性器が顔を出している。
「それに、毎回お願いされんのウザいわ」
「ごめんなさいっ」
 清太は顔色を悪くさせながら滑稽なペニスを手で覆った。眉を顰め目を潤ませ申し訳なさそうな顔を陽一に見せる。その歪んだ表情も誘引が見え隠れし嗜虐精神が煽られた。
「いいよ」
 陽一はその表情ごと捻り潰したくなる思いをぐっと飲み込み呆れるように息を吐いた。
 嗜虐はともかく自分に調教や飼育する趣味はない。ただ好きなようにやって相手の反応を見るのが楽しい。
 陽一はふっと笑うと、清太の頼りない首筋とその腕を掴み上げた。
「っ!」
 陽一は清太を隣に引きずり込むと、相手の萎みかけたペニスを握りしめた。
「はぁっ」
 わずかな先走りで指が湿り、その手を忙しなく動かし清太の下着とジーンズを剥ぎ取ると、弟の白い肌に中途半端に首をもたげる竿が浮かび上がった。
 可愛い弟の欲望が満たされ自分もそれなりに楽しめればいい。
「オマエが我慢してた分、どーにかしてやるよ」
「っっ」
 その言葉に清太の表情が変わるのを目に入れると、陽一は柔らかくなった清太のペニスにしゃぶりついた。
「ああっ!」
 予期もしない兄の行動に清太は体を起こそうとしたが、恋焦がれる陽一が音を立てながら舌を出し自分のペニスに喰いつく姿を目にすると力が入らなかった。何より与えられる刺激は快感でしかなく体は上気するばかりだった。
「んんっっ、んぁっっ」
 陽一は口の中で清太のペニスを遊ばせ、少しはっきりしてきたくびれに吸い付き舌を這わせる。弱い部分は歯で引っ掻いた。指に力を入れれば乾いた先走りが陽一の口の中にジワリと広がった。
「ああっあっにっにいちゃんっ」
 清太のペニスは陽一の口内でビクビクと大きさも硬さも増すばかりだった。陽一は小馬鹿にするような甘噛みをやめ、じゅぶじゅぶと音を立てながら亀頭に吸い付き舌を動かした。
「はぁっはぁっ」
 しんとした部屋に派手な水音に紛れて陽一の荒い息と喉を鳴らす音が聞こえてくる。
「っはぁっ」
 陽一は弟のペニスが最高潮に膨れ上がると喉をゴクリと鳴らし、赤黒く餓えきったペニスを口から離しベロリと舐め上げた。冷めきった眼で弟の高揚する表情を見ると根元を掴みさらに喉奥まで咥え込んだ。
「っっんあぁっっ」
 陽一は右手で弟のペニスを扱きながら頭を動かす。くちくちいやらしい音が耳をかすり、口全体で吸いつき舌先で突発的に崩すような快感を与える。清太の細い腰はそのたびに跳ね上がるような動きを見せる。
「はぁっはぁっああっっ」
 動く腰に合わせて咥えているペニスもビクビク熱く震えてくる。
「足りない?」
「っっ!」
 清太が口で答える前に、陽一の口の中にじわりと先走りが溢れ出た。陽一はさらに動きを激しくし、太腿を掴んでいた左手を清太の袋に這わせた。
「あっっ!」
 清太は太腿にネクタイの感触を感じると、兄も自分も服を着たままだということを思い出した。
「っっくっっ!」
 陽一は袋を擦りながらも、指を袋の裏まで回し、爪を立てるように間の皮膚をぞろぞろいじりアナルを軽く引っ掻いた。そのたびに清太に行き場のない快感が走った。大好きな兄にペニスを扱かれ口で吸われべろべろ舐められさらに後ろまでいじられた。そんな自分の姿を想像するだけでイキそうだった。
「足りないわけ」
 陽一はどばどば溢れ出る弟の先走りをすすりながら鼻で笑う。
「あぁっにっにいちゃんっ、もうっすぐっ、っでちゃうよっっ」
 清太は頭を振り乱しながら陽一の頭を手で押さえ、起き上がろうとするが、陽一はその手を払い除け余計動きを激しくし、這わせていた指はアナルを弾くように小刻みに指を立てた。
「にっにいちゃんっっ、だめだよっっうわぁぁっっ」
 弟の奇声に陽一は視線を上げると、弟はカーディガンの袖から少し覗く指を必死で噛み、その幼く甘ったるい表情を苦悶に歪ませていた。陽一は弟の表情に下半身を熱くさせると、動くなという意味を込めて思い切り太腿を掴んだ。
「ああっっっっ!」
 清太は紅い口を大きく開き腰を小刻みに震えさせると、陽一の口の中にびゅくびゅくと清太の精液が広がった。  
 陽一は口を少し動かすと、ふざけるように舌を出し溜まった精液を清太に見せ、そのまますぐに飲み込んだ。
「濃……」
「っっ!?」
 陽一は清太のペニスを扱き残りを出してやると、真っ青になる清太をよそに手に付着した精液まで舌できれいにした。
「あ」
 清太は息を荒くさせながらも、罪悪感にいたたまれない顔をし今にも膝を抱えそうだった。
「っっごめっ!」
「おい」
 だが清太が口を開こうとすると、陽一の手がカーディガンに伸びた。
「止まるな、脱げ」



つづきは電子書籍「渇いた愛獣たち」(1)か、同人誌「ディディ☆ガガ」で

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